もっと詳しくキチン・キトサンってなにか?!

キチンは-N-アセチル-Dグルコサミンがβ結合した多糖類です。

キトサンは、キチンからアクセル基を外して抽出精製したものがキトサンといいます。

キチン・キトサン分子構造図
現在、一般的にはカニ殻に含まれているキチン質を化学処理でキチンを取り出しキトサン化するのですが、その際どうしてもキチンが残りキチンとキトサンが混じった状態になります。その為キチン・キトサンを二つの物質名を重ねて呼んでいます。
キトサンの基になるキチン質はどこに・・・・?
キトサンの基になるキチン質どこに・・・
現在一般的に利用されているキチン質は、カニ殻から作られています。
キチン・キトサン精製方法の図
キチンとキトサンの分子的な性質の違い・・・
キチンは、多角形α分子が何千何万と連なった高分子物質でアセチル基があり、安定していてあまり作用はありません。(キチンは、水にも酸にも溶解しない。現在は特殊な方法で水に溶けます。)
キトサンは、アセチル基に変わってアミノ基があり非常に活発化し、有害物質を吸着するなどの機能がある。(キトサンは水には溶けないが弱酸で溶解する。)
キチン・キトサンの性質とその働き
カニ殻など生物により生産されるために資源が比較的安全性がある。
分解においても自然界では、細菌や植物が合成するキチン分解酵素キチナーゼやキトサン分解酵素キトナーゼで分解され汚染源にならない。
人の生体内の分解はリゾチームにより又、経口投与では一部が腸内細菌によって分解され生分解性の高い素材。
繊維、膜、スポンジ、ビーズ、パウダー、クリーム、水溶性などの様々な形態に加工出来、利用しやすい。
化学処理する事によって様々な新しい機能を持たせる事が出来る。
生態に対して無害で安全性が高い。
(医療分野においては体験的な報告もあり、保証するものではありません。)
キチン・キトサンの応用と環境(地球最後のバイオマス資源と言われてます)
食品分野 (健康食品、食品の添加剤、防腐剤、ペット用飼料、他)
医療分野 (人工皮膚、縫合、人工透析膜、人口靭帯、薬剤用カプセル、除放性フィルム他)
農業分野 (土壌改良剤、成長促進剤、抗ウィルス剤、ウィルス病の除去、他)
工業分野 (石鹸、毛髪剤、衣類、各種フィルム、化粧品、ハミガキ、マスク、入浴剤、オート塗料、各種被膜剤、他)
環境分野 (廃液凝集剤、重金属排除、汚水処理、放射線物質吸着、他)
その他、多岐に渡って研究開発が進められており、安全であるという事が大きなポイントになり、商品化が進められています。